💡14日からのInter BEEに出展します。ぜひ遊びにきてくださいね!
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● 11月14日からのInterBEEでお待ちしています!
● USED最新入荷情報!
●PAエンジニア 小松氏のコラムは「SHUREのオールドマイク」について。
今週もお楽しみいっぱいですよ!
第5回 SHUREのオールドマイク

前回はオールドマイクの話でしたが今回はその中でもSHURE製のオールドマイクについてお話しします。画像は私が実際に所有しているものです。

Model 330
SHUREはダイナミックマイクの他にも色んなタイプのマイクを出してますが、その中でもすごいなと思ったのがリボンマイクです。単一指向性のリボンマイクは、僕が知る限りSHURE330とColes4038しかないので「どんな音がするんだろう?」と考えるだけでワクワクしました。そして実際に買って出した音がイメージと一致した時の嬉しさといったら!「次はドラムのオーバーヘッドに使ったらどうなるんだろう?」などあれこれ想像が広がっていく面白さがあるんです。



Model 51
バスドラのインマイクに使うバウンダリーマイクというと選択肢が少なく、SHURE BETA91A、SENNHEISER E901、beyerdynamic TG D71cの3本くらいでしょうか。

バスドラをさらに迫力ある音にしたいなと思いながら、いつもの通りセカイモンをチェックしてた訳ですが(笑)、通称エルビス・マイクで有名なSHURE 51を買って試してみたんです。



51の音はハイもなければローもなくミッドレンジしか存在しない。でも、バスドラで使ってみると、これが面白い音がするんですよ!

SM7
ある日、多くの海外コンサートを手掛けてるチームが「グリーン・デイはSM7を使ってるらしい」と話をしてるのを聞いて興味を持ちました。前回紹介したSMITTY RECORD (@smitty_records)に連絡すると当然ながら在庫があって(笑)。メイドイン・USAとメイドイン・メキシコのリストが送られてきました。



USAの方が値が張りましたが初期モデルなのでそちらを購入。そしてINORANさんのツアーでギターに使ったら、もう誰もが「かっこいい!」と唸ってしまう音が出たんです。

以上、今回は私のお気に入りのSHUREマイクをご紹介しました。ここに挙げたのは一例なんですが、本当に個性あるマイクは面白いんですよ。

SM58(番外編)
現行製品の話になりますが、SHUREといえば忘れてはいけないSM58について。マイクの信頼性という点ではSHURE SM57とSM58さえあればコンサートができるんです。ご存知の通り街のリハーサルスタジオからプロのアーティストまで幅広い層の人が使ってますよね。

SHUREブランドのマイクには絶対的な信頼性があります。PA業界では卓のフェーダー位置をユニティーゲインにした時、どれくらいの音量で外に聞こえるかについて基準にしているマイクがSHURE SM58なんです。そんな理由で僕は現場のトークバック用マイクとしてSHURE58を常に持ち歩いています。

小松 ” K.M.D ” 久明 プロフィール


1984年(財)ヤマハ音楽振興会入社。
LINE UP、久松史奈、西村由紀江、谷口崇、Sound Scheduleのハウスミキシングエンジニアを担当。

1997年(有)Oasis Sound Design Inc 設立。
石野真子、大黒摩季、昆 夏美、河村隆一、手蔦葵、吉澤嘉代子、良知 真次、AUTRIBE、BAROQUE、INORAN、DIAURA,Muddy Apes、LUNA SEA、Sound Schedule、Tourbillon、SHAZNA、彩冷える、オーロラタクト、石井一孝のコンサートミキシングを手がける。

HP : https://www.kmd2017.com

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